「水彩絵の具の道具~基本編~|初心者が揃えるべき水彩画道具まとめ」

こんにちは。Rikkaです。
こちらでは、水彩画を、いざ「やってみよう!」となったとき、何をそろえるべきか迷った時の、初心者向け用のメモです。
私自身、水彩画を始めるときに「最初に画材ばかり揃えて3日坊主は避けたいな…」
と考えて最低限の道具から始めました。
そんな経験から、まず最初に、揃えたらいいと思うものを3段階でご紹介しています
1.はじめての水彩画~最初にそろえたい道具
初めて水彩画を試したいときに、最低限、揃えた方がよいものをピックアップしてみました。
ご参考に、おすすめを含む商品のリンクものせてみました。
まずは以下の道具をそろえ、いくつか実際に描いてみて「もっといろいろ描いてみたい!」となったら
次の道具に進んでみるといいかもしれません。
- 面相筆
- 穂先が細いので、細かい部分に。水含みもよく必需品です。
- ナイロン筆セット
- コシがあって丈夫。マスキングをひくときにも。
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- 水彩絵の具(固形が便利)
- 固形の透明水彩絵の具は、パレットに出さずに使用できて便利です。
- 皿
- いくつか小皿があると、たらしこみなど水分多めに色を作るときに便利です。
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- パレット
- プラスチック製でもOK
- 鉛筆
- 下絵を描く際に。H,HBなど薄めのものを使用。
- 消しゴム
- プラスチック消しゴムでもよいですが、練り消しが便利です。
- 水彩用紙
- いろいろな種類があり、特性が違うため、まずはバラエティーセットなどで試すのもおすすめ。
- 筆洗
- お手持ちのものでOKです。
- ティッシュ
- 筆の水分などをぬぐう際に使用します。キッチンペーパーなどでも。
- 水スプレーボトル
- 画面上で部分的にぬらしたりするのに使用します。
2.もう少し水彩画を描いてみたくなったら
実際に水彩画を描いて続けていきたくなったら、もう少し本格的な道具も
少しづつ揃えると楽しみが広がりますね!
- 豚毛の筆
- 固めの筆なので、ドライブラシ技法などで使用します。
- 水彩用筆
- コリンスキーなどの水含みの良い水彩用筆
- 刷毛
- 広い面を塗る時や、水張りの際も使用します。
- 水彩絵の具
- ウィンザーニュートンのプロ用透明水彩絵の具は、人気の商品です。
- 水彩用アルミパレット
- それぞれの絵の具をパレットに出して補充しておくと、すぐ使用できます。
- 水張りテープ
- 用紙が水分でしわなどの影響を受けないよう、水張りを施す際に使用。
- 水張り用板
- 水で濡らした用紙と水張りテープを固定するための板です。
- マスキング溶液
- 白く残したい部分に使用します。
- マスキング用筆
- 丈夫なナイロン製のものを選びます。
- マスキングテープ
- マスキングしたい広い部分、建物などシャープな線を残したいときなどに使用します。
- 石鹸
- マスキング用筆に石鹸をぬっておくとこびりつきにくくなります。
3.技法へのこだわりも出てきたら
少し慣れてきて、より水彩画の魅力を味わってみたいと感じたら、
いろいろな技法にもチャレンジしたくなります。
新しい道具を試して、新境地を開拓するのも楽しみのひとつですね。
- 水彩紙(ブロックタイプ)
- 水張りの必要がないブロックタイプがおすすめ。ウォーターフォードの用紙はプロにも人気。
- スパッタリング用具
- 歯ブラシなどでも可能です。
- スポンジ筆
- 筆のように広い面積を塗るのに使用します。
- Gペン
- 筆より細かいマスキングの線をひくのに便利です。
- 水彩用メディウム
- 絵具の色延びが高まり、細線もきれいに描けます。
まとめ
今回は、初心者が水彩画を描くときに必要な、基本的な道具をご紹介しました。
絵の具については、様々なメーカーが出しており、必ずしも同じメーカーでそろえる必要はないので
一度に多色をそろえるというよりも、お気に入りの色を試しながら少しづつ買い足していくのがいいかもしれません。
赤、黄、青の三原色の絵の具だけでも、色相環の色はすべて作れるようです。(繊細な混色が必要になりますが…)
ちなみに、ウィンザーニュートンのプロフェッショナルウォーターカラーでは、
「パーマネントローズ」「ウィンザーブルー レッドシェード」「ウィンザーレモン」がその3色にあたります。
少ない色数で混色の技を磨くのもいいですね!